作品No.11 空母赤城(ハセガワ 1/450)

制作年月 2000.1月 制作期間 5週間

1/450 空母赤城 全長58cm 画像もデカイ

ギャラリー

右舷全景 左舷全景 船体中央 艦尾アップ 艦首アップ 艦橋アップ


購入動機

小学生の頃は、ウオーターラインに凝ってました。一杯作りました。その頃、船体のついた、本格的な艦船模型、一度は作りたかったんですが、高嶺の花でした。どちらかと言うと、戦艦より空母の方が好きですね。やっぱり実戦で活躍したのは圧倒的に空母だし、シンプルなラインがカッコイイです。一般的には戦艦の方が人気ありますけどね。
さて、この赤城は、1/450という大スケールにも拘らず、購入価格2000円と非常に安い、良いキットと思います。しかも、艦底は塗装済み!!全長58cmの大物キットです。

空母赤城について

旧日本海軍の大型航空母艦で、開戦当時は世界最大級の空母の一つでした。真珠湾攻撃を始め、当初大活躍しましたが、半年後、ミッドウエィ海戦で被弾炎上、撃沈処分され沈没しました。
赤城&日本海軍について、色々思うことを、コラムにまとめましたので、興味ある方はこちらをご覧ください→
空母赤城と山本五十六大将

製作記録

子供の頃からの憧れの空母の大型模型です。かなり気合を入れて作りました。今回のテーマは、

「徹底工作 with 真鍮線」

です!!(単にエッチングパーツがなかったという声もあります)
エッチングパーツを自作することも出来るそうですが、さすがに手に負えません(涙)

船体の組み立て

古いキットだけに、船体を仮組みすると、かなり隙間が開きます。マスキングテープでしっかり固定し、接着剤を流し込みました。それでも隙間が開く所は、ラッカーパテで埋めてます。パテで埋めては乾燥、またパテ埋めを何度も繰り返しました。隙間埋めにはラッカーパテは引けるので不向きですね。
船体内部には、安定させるために鉛の重りを仕込んであります。おかげで結構重いです。

細部の組み立て

基本的には素組みですが、艦尾の飛行甲板を支える支柱や、クレーンは穴を開けてます。ピンバイスでひたすら穴を開けて、デザインナイフとヤスリで仕上げてます。削り出したクレーン支柱の直線を出すのが難しかったです(完全には出来ていません)。何しろ小さいし、隅の方はナイフもヤスリも届きません。
その他、船体の副砲や、対空砲火は、砲口を穴開けしてあります。(空母も副砲って言うんだろうか・・・主砲がないのに)
そのほか、艦首の鎖は、ネックレスの鎖を取り付けました。

手すりの植え付け

今回の目玉とも言える手すり!!船体のほぼ全周にわたって植えてます。0.4mmのピンバイスで5mm間隔で穴を開けて、0.3mmの真鍮線を田植えし、横に、極細の銅線を2本張っています。難しかったのは、銅線を張る時に曲がりグセがついてしまうのと、瞬間接着剤をはみ出さないように付けることですね。結構はみ出してます。張る時は結構直線が出たのですが、その後の工作でなぎ倒したりして、大分曲がってしまいました(号泣)
膨大な本数の為、とても時間がかかりました。自分の掲示板や、「模型海と空」の掲示板で散々ぼやいてストレス解消しました。この作業に費やした時間は、ざっと3時間×10日=30時間でしょうかね。全制作時間の1/3以上かもしれません・・・

マスト、梯子の制作

マストは、0.5mmの真鍮線で作ってます。生まれて初めての真鍮線の半田付けを行いました。フラックスとヤニなし半田を買って来て、半田メッキし、子供の粘土で固定して半田付けしています。位置決めが難しいですね。
艦橋の梯子や、艦橋横のアンテナは、同じく0.3mm真鍮線の半田付けです。小さいので、くっつけていると、隣のが熱で取れてしまうので苦労しました。
半田付け、予想以上に強度ありますね!!機械的に外そうとすると、真鍮線が曲がってしまいます。これで、息子ドモが触らない限り、取れることはないでしょう。瞬間接着剤ではこうは行きません!!
でも、空母の単純なマストなので何とか作りましたが、戦艦の様に複雑なマストなら、私の手には負えないでしょうね!!戦艦を作る時までに修行しておきます。ホントは赤城のマストも、もっと複雑な形状なんですけど。十字架型で許して!!

張り線

マストの張り線は、0.07mmの極細の鮎釣り用の釣り糸です。知り合いの鮎釣り名人に分けてもらいました。髪の毛ぐらいの細さで、髪の毛よりずっと強度あります(当たり前)。スケール的に太さはあってるんでしょうかね。少し離れると、殆ど見えません。

飛行甲板の塗装

白線と、後部の赤白線は、デカールがついてましたが、古い為黄色く変色してました。そこで、ホワイトサーフェーサーを吹き、白線部分にマスキングして、ラッカーのタンを吹いてます。実はホワイトサーフェーサーで大失敗!!
夜中に、眠い目をこすりながら吹いたんですが、埃を払うのをコロッと忘れてました!!みると、埃や削りカスが一杯付着してます(号泣)。
やむを得ず、ラッカーシンナーをタオルに染み込ませて、拭き取りました。シンナーを一瓶の半分ぐらい使いました。あの臭かったこと!私は化学者ですので、有機溶剤の臭いには慣れているんですが、それでもヒドカッタデス(号泣)
さて、マスキングは、付属のデカールを黒い画用紙に貼り、シール台紙にコピーして、切り取って作成しました。円形や放射状のラインは、この方法だと簡単にマスキングを作成できます。
マスキングの上からクリアをエアブラシし、隙間をなくしてからタンを吹きつけました。おかげでニジミは全くなし!!これはいい方法だと思います。でも、飛行甲板、もう少し薄い色でも良かったかな?いつも指定通り塗装すると色が濃いように感じます。これがスケールファクターでしょうか?それとも私の好み??
墨入れしたあと、グレーをムラになるようにかすか吹き付けて、飛行機発着による汚れを表現してます。

船体の塗装

艦底部分にマスキングし、サーフェーサ吹き後、影になる部分をフラットブラックで吹き付けました。それから、ラッカー系の日本海軍軍艦色とフラットホワイト2/1を吹いてます。軍艦色だけだと、余りにも暗すぎます。
下地のブラック部分が結構いい陰影になって、単調になるのを防げたと思います。

ウエザリング

艦船模型って、どの程度汚したらいいか、見当つきませんが、結構汚してみました。フラットブラックで墨入れ、ウオッシングをキツめにしてます。ちょっと汚しすぎたかな・・・

最後に飛行機乗っけて、ようやく完成!!
製作期間は一ヶ月だけど、密度は濃かったです!!ほぼ毎日夜中まで格闘しました!!
なかなか、精密感出ているでしょう??ね?ね??
やっぱり、デカイ模型はカッコイイなぁ!!

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