NOAH!ノア ビデオデッキ&インバータ

長距離のドライブでは、息子どもが退屈して兄弟喧嘩を始めます。いい加減うるさいのでビデオデッキを取り付けることにしました。
幸い、モノラルですが古いビデオデッキが余ってましたので、これを取り付けます。そのためには、まず12Vから100VへのDC-ACコンバータを設置する必要があります。


インバータは、ホームセンターで2980円で買いました。バッテリー直接で定格300W(瞬間 500W)、シガーライター接続で130W(最大150W)の大容量タイプです。大容量の場合発熱が大きいので、冷却用のファンが付いてます。
とりあえずシガーライターで試運転してみると、ファンの騒音が少しうるさいです。助手席の下に置いてエンジンをかけても、運転席からファンの音が聞こえます。
ビデオ程度の消費電力ならば発熱も大した事はない筈なので、ファンのON-OFF用にパネルに穴をあけてミニ四駆用の小さなスイッチを取り付けました。(赤いスイッチ)

ファンの配線の間に割り込ませて、ファンを回したり止めたり出来ます。インバータの取り説では、インバータの温度が60℃になると警告音を発して電力供給をストップする安全機構があるので、万一過熱しても安心です。消費電力のある程度大きい機器を繋ぐ時だけファンを回すようにしましょう。実際、ビデオを1時間程動かしても、インバータは殆ど熱くなりません。

せっかくの大容量タイプなので、バッテリーからリレーを介して直接接続しようかと思い、車で使えば便利そうな電気機器の消費電力を調べて見ると、

電気機器 消費電力(W) シガーソケット
(最大130W)
バッテリー直接
(最大300W)
ビデオデッキ 16
ビデオカメラ 10
ノートパソコン 30
小型扇風機 20
コンプレッサー 30
半田ごて 20〜40
電気ポット 900 × ×
掃除機 500 × ×
コーヒーメーカー 600 × ×

こうやって見ると、300Wって、結構中途半端なんですね。バッテリー直接なら繋げる電気機器って、殆ど思いつきません。掃除機なんか使えたら便利なんですけどねえ。
なーんだ、これならシガーライターで充分・・・

ということで、バッ直配線は当面見送りです。130Wを超える機器を繋ぐ時は、付属のクリップケーブルを使えばいいわけだし。将来、130W超の機器を頻繁に繋ぐ用途を思いついたら配線しなおすことにしましょう。


さて、配線です。シガーライターからケーブルを取って車内に配線を這わせるのは格好悪いし、足を引っ掛けるもとなので、シガーライターの裏からACCを分岐させ、ダッシュボードから助手席サイドステップを通して助手席下まで配線を通しました。カーペットに穴をあけ配線を通したので、助手席の下を覗き込まない限り配線は見えません。アースは助手席のボルトに接続しました。シガーライターの横にはスイッチを設け、使用しない時は手元でOFF出来るようにしてあります。我ながら完璧な配線!!


次にビデオデッキの接続です。ナビへの接続ケーブルは、トヨタの営業マンに値段を聞くと、なんと5000円との事・・・こんな簡単なケーブルなのに高すぎる〜〜
いくら純正とはいえ、滅茶苦茶な値段なので、ナビのOEM元である富士通テンから発売されている同等品をカー用品店で2000円で購入。これでも充分高すぎるのですが、仕方ありません。

接続は極めて簡単!!ナビの裏側にある端子にケーブルを接続し、ピンコードを助手席側の足元から出すだけ。


それからご本尊様、ビデオデッキの設置です。ここでアクシデント発生!!
最初、ビデオは運転席か助手席の下に置こうと思っていたんですが、思ったよりデッキの横幅が大きく、座席下に入りません(涙)←確認しておけよ〜
やむを得ず、セカンドシートの下、ほぼ車体の真中に鎮座することになりました。タンブルシートで良かった〜〜。回転シートなら置けませんね。
しかし、用意しておいた2mのピンコードでは長さが足りません。慌ててホームセンターまで延長ケーブルを買いに走りました。内装を分解したままの車で・・・
ピンコード及び電源コードは助手席の下からセカンドシート下までフロアマットの下を這わせました。殆ど配線が見えず、非常にすっきり配線できました。


これで長距離ドライブで息子どもを黙らせることが出来るでしょう。
殆どインバーターとケーブルの費用だけでビデオが設置できたんで満足です。専用ケーブルの値段はちょっと納得できませんが(笑)

将来的にはDVDプレーヤーなどを設置してAVセレクターで切り替えられるようにしたいですね。後席モニターは・・・液晶テレビはまだまだ高価だし、車上荒らしの標的になりそうなんで、当分お預けです!!

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