ぼくを釣りに連れてって

第2話 ぼくを釣りに連れてって その2 2006.9.30

さて、2号と一緒に釣りに行って以来、親子ともどもすっかり釣りにはまってしまった。
次の土曜日は、1号も一緒に3人で出かけた。天気は非常に怪しかったが、天気予報では昼過ぎまで雨は降らなさそうなので、朝早く3人で出かけた。

場所はやっぱり尼崎魚釣り公園。天気が怪しいせいか、人影はまばらである。とりあえずサビキ釣りを開始。ちっとも釣れない。ポツポツイワシがかかるが、非常に少ない。サビキは子供にまかせて、私は青イソメを針につけて落とし込んでみた。ここにどんな魚がいるかしらないが、メバルでもベラでも何でもいいからかかってくれ、と願ったのだが、当たりどころかエサもそのままである。

足元がだめなら、とちょい投げを何度かやってみたが、全然駄目。更に悪いことに、9時ぐらいからポツリポツリと振りだした。小雨のなか昼頃まで頑張ったのだが、雨も強くなりだした。3人の釣果は、イワシ 約30匹、サッパ 5匹ほど、アジ 3匹。他の人も殆ど引き上げてしまった。先週の、座る場所がないほどの賑わいとはえらい違いだ。
2袋かったエサの一つがなくなったところで、ギブアップ。魚釣り公園を後にした。


コンビニで弁当を買って食べ、他にいい釣り場はないか、毎回入場料を払うのは結構痛いし、ということで、釣りが出来ない代わりに他の場所の偵察をした。鳴尾浜を回り、大阪北港の舞洲まで来た。やたら派手なごみ処理場の近くである。
ここでは、結構沢山の人がサビキ釣りをしている。聞いてみると、イワシやサッパが沢山釣れている様だ。幸い、雨も殆どわからないほどの小止みだった。エサも半分残っている・・・

どうするか、子供達に聞いてみた。2号は即座に、「うん、ここで釣りしよう!」と言ったが、1号は、「えー、寒いから嫌だ」。
「じゃあ、お父さんと2号で釣りするから、お前は車の中で待ってろ」というと、1号も、「それじゃあ、やっぱり僕も釣りする」ということで、半強制的に意見を一致させ、釣りを開始した。
釣りを開始して15分ぐらいだろうか、イワシが入れ食い状態となった。サッパも混じっている。先週の尼崎魚釣り公園と全く変わらない状況である。なんだ、これなら、別にお金を払う必要もないな・・・
といううちに、再び雨が強くなってきたので終了。結局、午前中と合わせて、イワシ 約100匹、サッパ 約30匹、アジが5匹。以上が丸一日、びしょぬれになりながら3人で頑張った成果である。

2週続けての大量のイワシを前にして、Y子さんが悲鳴を上げたことは言うまでもない。

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