第8話 音を劇的に改善する

まず断っておくが、私は、下記サウンドサイエンスとは何の係りもない。親類縁者が勤めているわけでも、宣伝費をもらっているわけでもない。1ユーザーとして、非常に気に入っているため紹介するだけである。MuVo2だってそうなのだが・・・

さて、MuVoに限ったことではないが、携帯プレーヤー、ミニコンポ、カーオーディオなどの音は、大型スピーカーやスーパーウーファーを使った本格ステレオの音と比べると、迫力が欠ける。値段が違うと言われればそれまでなのだが、一番の違いは、スピーカーの大きさから来る、低音不足である。イコライザーなどでの補正でもある程度改善は可能であるが、これを根本的に改善する方法の一つとして注目しているのが、サウンドサイエンスが発売している、サウンドシャキットシリーズである。
特に車用では、一部に熱狂的なファン(信者)がいて、口コミで相当広がっているということである。
難しい理屈はメーカーのページを見ていただくとして、基本的には低音と高音を大幅に増強する。そのためスーパーウーファーなどが不要になり、演奏を間近で聴いているような臨場感あふれる瑞々しい音に激変する。一応、元ミュージシャンであり、オーディオマニアでもある私が太鼓判を押す次第である。

サウンドシャキットは、大きく分けて、車用、家庭用、ヘッドホン用とある。MuVoで聴く場合、MuVo2で聞くことを前提とする場合、ヘッドホン用を購入しても良いのだが、せっかくの携帯性が犠牲になる。
そこで、同等の効果を与えるWindowsソフト、「f2」の登場である。

これは、WAVファイルまたはMP3ファイルを読み込んで、サウンドシャキットと同等の効果を付与し、WAVファイルに保存するソフトである。価格は1000円と安い。
作業は、CDからWAVへリッピング→f2で変換→WAVからMP3またはWMAに変換→MuVoに保存という大変に手間が掛かる作業である。WAVファイルを一括して指定して、一括して変換するということが出来れば良いのだが、そういう機能はない。一曲づつ読み込んでは変換する、という膨大な作業である。が、その作業に見合う音質変化が得られる、と個人的には思っている。一度f2の音に慣れてしまうと、ノーマルの音は体が受け付けない。

但し、f2でヘッドホンとかカーオーディオ用に変換した音を、我が家のハイファイオーディオ(30cmスリーウエイコンポ、本格スーパーウーファー搭載ミニコンポ、本格密閉ヘッドホン)などで聴くと、低音過剰で聞くに堪えない。あくまでも、携帯用、カーオーディオ用、安物ミニコンポ用に限定である。

では、実際どれぐらい音が変るのだろう。音とか味とか、個人の感覚に頼る事項は文章では再現できないので、実際に聞いていただくしか方法はない。サウンドサイエンスのページではデモ曲が聴けるが、自分の好きな曲で試した方が、違いがわかり易いだろう。
f2は、シェアウエアなので、お金を払わなければ、保存はできないものの再生は出来る。一度ダウンロードして、自分の普段使用しているヘッドホンで聞き比べてみれば如何だろう。
とにかく、低音の量感がもっと欲しい人、イコライザーで低音・高音を上げてもイマイチ納得できない人は、一度検討してみることをお勧めする。グライコもスーパーウーファーも大型密閉式ヘッドホンも一切不要である。

たった一つの問題点は、低音を思い切り増強する関係上、全体のレベルを半分以下に下げなければ音が割れてしまう。MuVo2+ソニーのインナーイヤーでは、普通にリッピングしたファイルだと、私にとって適正ボリュームは10-12なのだが、f2で変換したファイルは、14-15までボリュームを上げないと音量不足である。従って、変換していないファイルと変換したファイルを混在させてシャッフル再生などは、事実上不可能である。

私の場合、すべての曲をf2で変換しており、それが一種の財産となっている。カーステレオ用、MuVo2用、と、f2で変換した音楽は、大活躍している次第である。

さー、サウンドサイエンスさん、宣伝料頂戴(笑)

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