第7話 プレイリストを活用しよう

MuVo2では、フォルダ単位の再生と、プレイリストの再生の、両方に対応している。プレイリストは、使いこなせれば、それなりに便利なので、皆さん、うまく活用しましょう!


フォルダ単位の再生

基本は、フォルダ単位の再生である。音楽ファイルを、自分の整理しやすいフォルダ構成を作って保存するだけで、何も設定はいらない。リピート、ランダム、シャッフル再生では、指定したフォルダより下層のフォルダはすべて再生されるので、フォルダ構成を工夫すれば、自分の好みの範囲内でシャッフル再生することが可能となる。再生範囲を変えたければ、使い慣れたファイラーソフトなどを使用してフォルダ構成を変えるだけで一瞬で済む。
ルートフォルダでシャッフル再生すれば、保存されている全曲をシャッフルすることが出来る。
Windowsのファイル操作に習熟した人であれば、極めて便利な仕様である。

ただ、通常の再生では、再生される順番は、ファイル名の順となる。ファイル名に、曲名を使っている場合、元のCDの曲の順番と異なってしまう。元の順に再生させる方法は、以下の方法がある。

1:曲名の頭に01、02、03、・・・と連番をつける
2:ファイル名を、曲名でなく、Album_01、Album_02・・・という風にする

3:プレイリストを活用する

一番確実で便利なのは、曲名に連番をつけることだろう。フリーのリッピングソフトなどでも、自動で連番をつけるものがあるので、それを使用すると便利だ。


プレイリストによる再生

Windows Media Playerなどのプレイリスト(.m3uファイル)を活用すれば、フォルダをまたいで自分の好きな曲をまとめたり、再生順を自分の好きなように並べ替えたりできる。プレイリストの中でも、ランダム再生やシャッフル再生も可能である。MuVo2には純粋なスリープタイマー機能はないので、寝る時に再生をさせようと思っても、指定したフォルダの下層フォルダを含めて全曲終了するまで停止しない。曲数が多ければ、朝まで鳴りっ放しの場合もある。バッテリーの無駄であるうえ、耳にも良くない。最悪難聴になる恐れもある。(経験では、大抵無意識にヘッドホンを外ししまうが)
プレイリストで、適当な曲数でまとめておけば、その曲内を再生し、終了すると自動的に電源が切れるのでスリープタイマー的な使用が可能である。

このように、プレイリストは、うまく活用すればそれなりに便利なのだが、色々欠点がある。

1:作成が面倒である
2:フォルダ構成、フォルダ名、ファイル名を変更したり、新しい曲を追加した場合、プレイリストも修正する必要がある
3:別のプレイリストに切り替える時、記載されている音楽ファイルが存在するかどうか、MuVo2が確認す
るので、時間がかかる


テストの結果、プレイリスト切り替え時、23曲のプレイリストで6秒、83曲で17秒であった。曲数が多いと、かなり待たされる。(フォルダ再生なら、別のフォルダに切り替えるのに1-2秒と非常に高速)

4:ファームウエア ver 1.16.02を入れる事!!ようやく、Creative が完全な日本語対応のファームウエアをアップしてくれました。長いこと待たされましたね!早速、バージョンアップしましょう!

5.フォルダ名+ファイル名が半角123文字を超えないこと
フォルダ名とファイル名を合わせたパス名(拡張子含む)が、半角123文字を超えると、認識できない。あまり長いファイル名をつけたり、フォルダの階層を深くしすぎるのはやめた方が無難である。


もちろん、他にも不具合があるかもしれないので、他の不具合を発見された方は、報告していただけると幸いである。

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