第4話 MuVoの弱点・バッテリー対策

他のMP3プレーヤを持っていないので、音質についてはよく判らないが、MDプレーヤと比較しても、特に音が悪いという印象はない。特段素晴らしいというほどもなく、まあ合格点だろう。
MDと比較してのHDDプレーヤーの欠点は、バッテリーの持ちである。MDプレーヤーは、何十時間とか、乾電池と併用して100時間などと、長時間再生を売りにしている。一方、HDD系の代表 iPodなどは、カタログ上8時間と、相当見劣りする。

それに対しMuVo2 4GBは、カタログスペック的には14時間である。別に100時間も連続して聞くことはないが、東京-大阪の往復ぐらいは充分持ってもらわないと困る。
予備のバッテリーは、6000円ぐらいする。これを買ってもいいが、ちょっと高い。
また、WMA形式ではバッテリーの消費が激しいという噂もあった。そこで、連続再生テストを実施した。


1.MP3形式でのテスト
MP3 128kbps (VBR) 約100曲のランダム再生 Volume 15
結果:フル充電から完全放電まで、17.5hr


2.WMA形式でのテスト
WMA 96kbps (VBR) 約100曲のランダム再生 Volume 15
結果:フル充電から完全放電まで、16.5hr


14hrを大幅に越え、16から17時間の連続再生が可能であった。WMAでも、大して変らない。これなら、WMAでも実用性充分である。2泊程度の出張でも、無充電で済む。
だが、念のために、電池で動く予備バッテリーを自作した。一週間ぐらいの旅行・出張でない限り使うことはないと思うが、殆ど趣味の世界である。


試作品1:薄型タイプ (日本橋で買った電池ケース+EIAJ 2 DCプラグ)

低コスト&小型化を徹底的に追求したため、電池剥き出しである。単に電池をはめただけだと、落としたときに外れるので、輪ゴムで止めてある。極めて手抜きではあるが、見た目さえ気にしなければ一番コンパクト化可能だ。


試作品2:丸型タイプ (100均で買った携帯電話用予備電池ケース+EIAJ 2 DCプラグ)

実用性が一番高いのがこれ。携帯電話との接続部分をカッターで切り飛ばしたり、コード用の穴を空けたり抜け防止を施したり、中の回路をバイパスしたり、と、多少の工作が必要である。が、モデラーである私には大した事ではない。いや、モデラーでなくても誰でも出来る実に簡単な工作である。今となってはDCプラグをL字型にすればよかった、と、少し後悔。今度日本橋に行ったときに、L字型プラグを買って来よう。


いずれも、材料費は200円以下である。単四乾電池4本駆動で、6V。MuVo2のDC入力は5Vであるから電圧過剰だが、問題なく動いている。充電もできる。これぐらいの電圧マージンは許容されるようだ。もちろん個体差もあるだろうから、真似して壊れても責任は持てません。心配な人は、ニッケル水素電池(1.2V4本で4.8V)で試したほうが無難である。(真似するときは、くれぐれも自己責任でお願いします)
逆に、電池3本(4.5V)では、起動途中にMuVo2の表示のままフリーズしてしまう。内蔵バッテリーは3.6Vとの表示があるので、4.5Vでは充電は無理かもしれないが、動作はすると思ったのだが駄目だった。下側のマージンは狭いようだ。
いずれにせよ、乾電池で動くので、長期の旅行、またはいざ出先でバッテリー切れの際には重宝しそうである。

これを作って、いい気になって会社の同僚達に自慢していた所、同じようなバッテリーを作っておられる、Deepskyさんの「Muvo2の個人的レビュー」というページを発見した。はっきりいって、私の書こうとしていることなど、殆ど書かれてしまっている。このコーナーの公開を止めようか、とも思ったが、少しでも多くの人に、MuVo2を知ってもらいたいという思いから公開に踏み切った次第である)。MuVo2の購入を考えている人は、このページも合わせてご覧になることをお勧めする。

丸型タイプを自作する時の注意点
・内部に抵抗とダイオード?からなる簡単な回路が組み込まれている。これがあると、電圧不足のためか、起動時にフリーズする。この回路をバイパスすること。
・下部のバネが弱く、接触不良を起こしやすい。そのため、ちょっとした振動で電圧降下してフリーズしたりリセットが掛かったりする。対策としては、上部の電池と接触する端子、特にマイナスと接触する部分を半田で盛り上げてバネの圧力を高めた。今のところ、これで接触不良は解決した。ただ時間が立てばまたバネが弱くなるかもしれない。渦巻き型のバネを入れるとか、何らかの対策が必要になるかもしれない。

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